- 子育て旅行にはイタリアがおすすめ イタリアで受けたおもてなし
- エピソード①フィレンツェのレストランにて
- エピソード②ヴェネチアのホテルにて
- エピソード③ミラノのレストランにて
- イタリアで学んだ子供との関わり方
子育て旅行にはイタリアがおすすめ
イタリアで受けたおもてなし
「おもてなし」この言葉を聞いたら滝川クリステルを思い出すであろう。
東京オリンピック誘致の際の決め台詞だ。
そう、おもてなしは日本の文化を表す言葉として定着していると言っても過言ではないであろう。
が、僕が生後6か月の長男を連れて妻とイタリアへ新婚旅行へ行ったときに強く感じたのは、日本はシステムとしておもてなしするが、イタリアは心でおもてなしする。
全てがそうという訳ではないが、そう感じたということです。
今日のエントリーはイタリアでの心のおもてなしを受けて、今後こうやって子供に接していこうと思った話です。
エピソード①フィレンツェのレストランにて
路面店で美味しそうな雰囲気だったので入店。
入店するとすぐに、迎えてくれた40代ぐらいの女性店員さんが、
チェ ベッロ、ベリッシ~~モ~~!
(なんてかわいいんだ、かわいすぎる~)
と我が息子にデレデレ。
赤ちゃん連れでも大丈夫かな?と不安を感じながら入店した僕たちにとって、とっても温かく安心できるお出迎えでした。
そして料理をオーダーしてから少ししてから、
「かわいこちゃんを抱っこさせておくれ」と話しかけられ、若干の不安を抱きながらも、息子を預けると本当にうれしそうに抱っこしてくれました。
そうしたらなんと、「抱っこしておいてあげるから、ゆっくりと夕食を召し上がれ」と言うんです。
そして本当に30分ぐらい抱っこしていてくれて、僕たち夫婦はゆっくりと美味しいイタリア料理を味うことができました。
しかも驚いたことに、息子1人に30分もかかりきりになるその店員さんに対して、他の店員は誰も咎めるようなことはしませんでした。
それどころか近くを通り過ぎるたびにステキすぎる笑顔を見せてくれました。
エピソード②ヴェネチアのホテルにて
Booking.comで予約してあったホテルへ到着。
到着すると、ここでもまたフロントの女性が息子をみて「かわいい、かわいい」と連呼。
そして、「こんな小さい子供がいるなら大きいベッドが必要ね。今日は空きがあるから大きい部屋にチェンジしておくわ。あと、ベビーベッドも追加ですぐに用意するわ」と言ってくれました。
もちろん、なにも頼んでいません。心のおもてなしです。
それからキングサイズのベッドルームに荷物を置き、フロントに戻ってオススメのレストランを聞くと、フロントの女性はにっこり。
フロントの業務を放り出し、ついてきなさいと言わんばかりに手招きして、ホテルから徒歩5分位のレストランまで案内してくれました。
エピソード③ミラノのレストランにて
webで事前に調べた評判の良いレストラン。
美味しいイタリア料理を食べていると、なんか嫌な臭いが・・・。
う〇こ、でましたぁ!
慌てて妻が息子を連れてお手洗いへ。
でも、オムツ交換台が見当たらず、店員さんに「オムツ交換台はありませんか?」
と聞くと、めっちゃ申し訳なさそうに「ないんです。でも手伝うわ」と。
後で妻から聞いた話だと、なんと洗面台の上に腕を2本伸ばして、「この上で変えてちょうだい」と笑顔で言ってくれたらしいんです。
腕の上でう〇このおむつを替えている最中も、ずっと笑顔だったとのこと。
イタリアで学んだ子供との関わり方
この新婚旅行で行ったイタリアでのステキすぎるエピソードは、生後6か月の長男に手を焼いて心に全く余裕がなかった僕にとって衝撃的でした。
息子を連れて行った初めての海外旅行で不安だらけでしたが、心のおもてなしを受けていつしか不安はなくなっていました。
それから僕が決めた子供との関わり方は、
(子供を連れている親御さんとの関わり方と言った方が正確かも)
・不安そうにしている親子には、目線を子供まで低くして喋りかける
・困っていたり助けを求めていたら、可能な限り手を貸す
・自分の子供にして嫌じゃないことは、他人の子供にもしてあげる
小さい子供を連れている親御さんってどこに行くにしても不安だらけなはず。
子供が泣いて騒がしくしたらどうしようとか、ミルクのこととか離乳食のこととかオムツのこととか。
レストランでも電車でもどんな所でも、小さい子供を連れている親子を見かけたら優しい笑顔を向けてあげてほしいです。
子育てのしにくさを制度とか政治とかのせいにする前に、個人個人でも子育てのしやすい世の中にできる方法はあるはずです。
子供は未来への宝!!