わんぱく③男児父の育児×教育ハックチャンネル

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救急救命講習のすすめ

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今日は救急救命講習を受講してきました。修了証も出るちゃんとしたやつです。仕事柄簡易な講習は受けたことがありましたが、しっかりとしたカリキュラムに基づくものは初めてです。

 

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今日もらった修了証

 

「まだ受けてないの?」とか偉そうなタイトルにしてごめんなさい。

 

講師は名古屋市消防局救急救命研修所/応急手当研修センターの方々です。

 

実は私、大変な事故の現場に2度遭遇したことがあります。

 

1度目は交通事故を目の当たりにし、怪我人を車から助け出し友人にAEDを探しに行くように指示しました。結局呼吸は正常で、偶然駆けつけてくれた近所に住まう看護師さんにその場を引き継ぎました。

 

2度目は転落事故に遭遇し、1番に駆け付けるも血だらけの怪我人を見て、「大丈夫ですか」と連呼するだけで、なにも出来ずでした。

 

いつ起こるか分からない震災や事故。それがいつ自分の家族や身の回りの人たちに襲い掛かるか分からない。普段の生活の中にも様々な危険が潜んでいるし、病気だっていつなるかわからない。

 

そんな中、自分の目の前で何かが起きてしまった時に、自分が何もできない、何も知らないでは絶対にダメだと思い受講することにしました。

 

もし、自分の家族が目の前で倒れているのに助けられなかったらと思うと、その後悔は計り知れないと思います。

 

もちろん、偶然出会った人、全くの他人でも同じことが言えます。

 

 

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応急手当の流れ



講習では以下の流れで一つひとつをしっかりと模型を使って確認しながら行いました。

 

①反応の確認:反応の有無を確認する

②助けを呼ぶ:反応がなければ119番通報とAEDを依頼

③呼吸の確認:胸やお腹の動きを見て、呼吸があるかを確認

④胸骨圧迫:胸の真ん中を強く(5cm)早く(100~120回/分)、絶え間なく圧迫する

⑤人工呼吸:気道を確保し、軽く胸が上がるように人口呼吸を2回行う

⑥AED到着:電源を入れ、音声メッセージに従う

⑦電気ショック:メッセージに従い、電気ショックを行う

 

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胸骨圧迫

 

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AED

 

他にも気道内の異物の除去の方法や直接圧迫止血法などを学びました。

 

 

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講習は途中10分程度の休憩を挟んでトータル3時間弱。ほとんど実技なので真剣に覚えて帰ろうと思って受講していたら、あっという間です。

 

講習は所轄の消防署で頻繁に開催されていますし、人数が揃えば応急研修センターのスタッフに来てもらい、主催することも出来ますので、皆さんぜひ参加してみてください。

 

www.fdma.go.jp

 「そんな時間ないよ」という忙しいビジネスマンや小さいお子さんがいて時間がとれないというママさんは上記の総務省消防庁のページでeラーニングが出来ますので、気軽にチェックして見てください。

 

目の前で何かが起こった時、絶対にあきらめず行動してほしいです。