Windows民の皆様、お待たせしました!
Googleドキュメントの音声入力を使って、音声ファイルから全自動で文字起こしをする方法を紹介します!Mac版はいくつもありましたが、Windows版の手順も作成しました。これがあればインタビュー音声の文字起こしや会議の議事録作成などの労力を一気に無くすことができます。こんな単純な作業はテクノロジーの力を借りてサクッと終わらせてしまいましょう。文字起こしや議事録作成に苦労したことがある人には感動もの!
必要な環境
①Windows PC(②のフリーソフトはWindows専用)
②VB-CABLE Virtual Audio(PC内部での音声の出入力を可能にするフリーソフト)
③GoogleChrome
手順解説
VB-CABLE Virtual Audioをダウンロード&インストール
VB-CABLE Virtual Audioからダウンロード用ファイルをダウンロードしてください。
ダウンロードが完了したら、ファイルを開き、セットアップ用のファイルを実行してください。64bit版のPCの方はx64というファイルを、それ以外の方は上側のファイルを開いてください。ファイルを実行する時は必ず右クリックして、管理者として実行してください。ただダブルクリックするだけでは実行できません。
セキュリティの警告が出ますので、はいをクリックしてください。
セットアップ画面が立ち上がったら、右下のInstallDriverをクリックしてください。
再度警告が出ますので、OKをクリックしてください。
インストールをクリックしてインストールを開始してください。
インストールが完了したら、OKをクリックしてください。これでVB-CABLE Virtual Audioのインストールは完了です。
音声の出入力をVB-CABLE Virtual Audioに設定する
通常音声の出力はスピーカーから、入力はマイクからになっていますが、これをPC内部で信号化してファイル間でやりとりできるようにするのがVB-CABLE Virtual Audioというソフトです。なので音声の出入力VB-CABLE Virtual Audioに設定します。
まず、デスクトップ右下のスピーカーのアイコンをクリックし、サウンドを開いてください。
まず音声の出力をVB-CABLE Virtual Audioに設定します。
画像の①②③④の順にクリックしたら完了です。
続いて音声の入力をVB-CABLE Virtual Audioに設定します。
画像の①②③④の順にクリックしたら完了です。
Googleドキュメントを開く
GoogleChromeでGoogleドキュメントを開いてください。GoogleChromeをお持ちでない方はこちらからダウンロードしてください。Googleの関連サービスを使うときにはChromeの親和性が断トツに高いのでおすすめです。
Googleドキュメントを初めて使う方はGoogleドキュメントと検索してページを選んでください。
新しいドキュメントを開いてください。テンプレートはどれでもいいのですが、空白で文字起こしをして、修正・校正をした後に成果物のファイルへのコピペをするのが一番スムーズな気がします。
ドキュメントを開いたらツールタブを選択して、音声入力を選択してください。この時、ChromeではなくedgeでブラウジングしているとVB-CABLE Virtual Audio設定中は音声入力を選択できなくなってしまうので、Chromeで開いていないといけません。
左側にマイクのアイコンが表れたらこれで準備は完了です。
自動で文字起こしをする
MP3などの文字起こしをしたい音声ファイルを選択して再生します。YouTubeなどのストリーミングサービスを再生しても音声がクリアなら問題ないです。この時、音声の出力がスピーカーではなく、VB-CABLE Virtual Audioに設定されているのでスピーカーからは音がしません。
音声ファイルを再生したら、すぐにマイクのアイコンをクリックしてください。マイクのアイコンが赤くなったら自動文字起こしのスタートです。
長時間の音声ファイルや動画を文字起こしする時は、PCのスリープ設定を事前に解除してください。
下の動画は実際にWindowsPCでYouTubeの講演動画が自動で文字起こしされていく様子です。
まとめ
文字起こしされたテキストは完璧なものとは言えませんので、必ず修正・校正を行ってください。それでも今までイヤホンを装着し、ボイスレコーダーを繰り返し繰り返し再生していた苦労とはもうおさらばできます。
寝て起きたら完成してるんですよ!
こんなスゴいテクノロジーを無料で使わせてくれるGoogle先生に感謝です!