先ず最初に言っておく。
母親の充実=子育て・家庭の充実
という公式が成り立つ。
母親が家庭を守っている?
先ず誤解を恐れずに言うのであれば、現代の現実として、子供がいる家庭でそれを守っているのは、多くの場合は母親だということ。
主夫はまだまだ少ないし、夫婦共働きであっても最後の所で砦になっているのは母親がほとんどであろう。
母親が家庭を守るなんてのは最早古い考えだし、働き方も多様になり少しずつ変わっていくであろう。
第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)|国立社会保障・人口問題研究所
実際、国立社会保障・人口問題研究所の調査において、結婚後は夫は外で働き妻は家庭を守るべきだという割合は支持率が3割を切っている。
が、まだまだ現実が追い付いていないのは間違いないと思う。
母親が働くと子供に悪影響?
先日、日経にこんな記事が上がっていた。
「母親が就労する=子供と過ごす時間が短くなる」
となったとしても、子供の幸福度とは無関係であり、悪影響を及ぼすことはないという。
むしろ、母親が就労して自分の人生に充実感を覚えると、子供に幸福感を与えるという。
母親の充実とは?
母親の充実とは子育て以外に1人の人間として能動的に色々な選択肢があることではないかと思う。
就労(仕事)以外でも友達と遊びに行く、飲みに行く、家庭とは離れた世界での趣味を持つ、家族以外と旅行に行く、などなどなんでもいい。
母親が子育て以外に選択肢を持たず、ストレスを抱えながら必死に家庭を守り、子供を育てていては、家庭環境にも子供の成長にも悪影響を与える。
が、現実は母親が子育て以外の選択肢をうまく持っていない家庭も多いだろう。
ワンオペ育児をせよ!ママを家庭の外に送り出せ!
全国のパパさん、オヤジたちよ!もうお分かりだとは思うが、ママを積極的に家庭の外に送り出すべきなのである。
仕事でも、友達との交流でも、1人でのんびりタイムでも、ママが家庭の外に出てストレスを発散し、家族以外と交流し、外の世界と情報交換し、充実した生活をすれば必ずそれは家庭に好循環をもたらす。
ママが飲みに行ってきていい?と言ってきたら、喜んで送り出せ!
もちろん子供の面倒は父親がみるのだ。夜ご飯の用意はしてから行ってね、とか眠たいこと言うんじゃないぞ!早めに家を出てのんびりしてきな!ぐらい言うんだ!
もっと言えば、ママが許可を求めてくるのではなく、いついつ飲みに行くことになった!といきなり報告をしてくるぐらいじゃないとダメだ!
ママの飲みの行くペースは週1ぐらいでもちょうどいい!
ママが新しい趣味を始めたい!と言ったら、喜んで背中を押せ!
多少家計に影響を与えても、そんなもの気にするな!その分稼いで来い!
ママが楽しく新しいチャレンジをしていれば、子供も新しいことにチャレンジする子に育つ!
ママを家庭に縛り付け、家事や育児に文句をつけていては、全ては悪循環。
母親というのは、その人間の一部分に過ぎない。
1人の人間としての充実があってこそ、母親としての充実があり、子育てや家庭が充実するのだ。
母親の充実=子育て・家庭の充実
この公式が家庭を救う!