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子供が夢を語ったら

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皆さん子供が夢を語ったら、将来やりたいことを語ったらどんな風に反応していますか?今日はそんな話をブログにしたいと思います。

 

我が家の教育方針の一つに「なるべく多くの選択肢を準備してあげる」ということがあります。

 

選択肢を準備してあげるとはレールを敷くということではなく、目的地にたどり着くための扉の在り処を教えてあげるということだと思っています。

 

年齢によっては扉の開け方を教えてあげる、扉がどこかにあるんだよと教えてあげるという風に変化します。かなり抽象的な表現ですが、なんとなくイメージしてもらえると幸いです。

 

例えば、子供が宇宙飛行士になりたいといったらあなたはどうしますか?

 

「なれるといいね」とか「がんばってね」とか言うだけではそれは単なる傍観者です。

 

見ているだけ。応援しているつもりで全く応援できていない。導けていません。

 

僕は宇宙飛行士という目的地にたどり着くための具体的な方法をや道のりを教えてあげます。

 

幸い今の時代はググれば知りたい情報のほとんどがでてきます。

 

でも全部伝えても情報過多になってしまいますので、キーになることだけを伝えてあげます。

 

平成20年の宇宙飛行士の募集要項の抜粋です。
(1) 日本国籍を有すること。

(2) 大学(自然科学系※)卒業以上であること。 ※)理学部、工学部、医学部、歯学部、薬学部、農学部等

(3) 自然科学系分野における研究、設計、開発、製造、運用等に3年以上の実務経験(平成20年6月 20日現在)を有すること。(なお、修士号取得者は1年、博士号取得者は3年の実務経験とみなします。)

(4) 宇宙飛行士としての訓練活動、幅広い分野の宇宙飛行活動等に円滑かつ柔軟に対応できる能力(科学知識、技術等)を有すること。

(5) 訓練時に必要な泳力(水着及び着衣で 75m: 25m x 3回 を泳げること。また、10分間立ち泳ぎが可能であること。)を有すること。

(6) 国際的な宇宙飛行士チームの一員として訓練を行い、円滑な意思の疎通が図れる英語能力を有すること。

(7) 宇宙飛行士としての訓練活動、長期宇宙滞在等に適応することのできる以下の項目を含む医学的、心理学的特性を有すること。
① 医学的特性 身長:158cm以上190cm以下 (注:宇宙服を着用して船外活動を行うには、約165cm以上が必要です。)体重:50kg~95kg

② 心理学的特性 協調性、適応性、情緒安定性、意志力等国際的なチームの一員として長期間の宇宙飛行士 業務に従事できる心理学的特性を有すること。 
(8) 日本人の宇宙飛行士としてふさわしい教養等(美しい日本語、日本文化や国際社会・異文化等への造詣、自己の経験を活き活きと伝える豊かな表現力、人文科学分野の教養等)を有すること。

(9) 10年以上宇宙航空研究開発機構に勤務が可能であり、かつ、長期間にわたり海外での勤務が可能であること。

(10) 米国勤務当初に必要な国際免許の取得のため、日本の普通自動車免許を採用時までに取得可能なこと。

 

 

これを子供に伝えるとすれば、こんな風にいいます。(昔、宇宙飛行士になりたいと子供が行ったときに実際に伝えました)

 

(1)日本国籍がないといけないよ。
(2)大学に行って自然科学の勉強をしないといけないよ。
(3)宇宙飛行士になる前に3年間、別のお仕事をしないといけないよ。
(4)宇宙のことを沢山知ってないといけないよ。
(5)泳げないといけないよ。
(6)英語が喋れないといけないよ。
(7)身長が大きくないといけないよ
(8)日本のことも外国のこともたくさん知ってないといけないよ。
(9)海外にお引越ししないといけないよ。
(10)車の運転ができないといけないよ。

 

 

これを伝えれば、全部じゃなくてもいくつか質問やリアクションがあるはずです。

 

国籍ってなに?と聞かれれば、自分たちが日本人であるということや世界中に住んでいる人たちの話が出来ます。

 

大学って?自然科学って?って聞かれれば、小学校・中学校・高等学校・大学の話ができます。

 

最初から宇宙飛行士にはなれないの?と聞かれれば、科学者とかお医者さんやとかパイロットとかいろんな職業の人がなれるんだよと伝えれられます。そうすればもっと道が広がっていきます。

 

宇宙のこともっと教えて!と言われれば、本を買って一緒に読んであげることができます。

 

水泳を習っていれば、その動機付けになるし、英語をならっていれば、英語を学ぶことの意味が生まれます。

 

身長の話がでれば、毎日ご飯をモリモリ食べてくれるでしょう。

 

日本や外国のことに興味を持てば、図鑑を買って一緒に見てあげられます。

 

海外に住む話がでれば、今の時代、世界中の色んなところに住んでいいんだよと話ができます。

 

 

 

宇宙飛行士は少し特殊な例だったかもしれませんが、どんな夢や目標にもそこに通じる道や扉があり、子供はそれらを知りません。

 

もしかしたら、扉を開けたら別の道にもつながっているかもしれません。

 

もし子供が夢や将来のことをキラキラした目で語ったならば、ぜひ扉の在り処を教えてあげて、一緒に歩んであげてほしいです。

 

子供には無限の可能性があります。